コラム

イタリアンの定番肉料理5選

イタリアンには、これは外せない!と言われる定番の肉料理があることをご存知ですか?肉料理はたくさんありますが、その中でも抑えるべき定番の肉料理5つをレシピと合わせてご紹介します。是非とも参考にしていただきたいです。

 

―カチャトーラ

カチャトーラは、イタリアン通にとって外せない肉料理の1つです。イタリア語で狩人を意味し、もともとは狩人が狩りの後に食べる料理でした。イタリアでカチャトーラは、チキンもしくはウサギ肉を使うことが一般的です。

 

香味野菜にトマトソース、白ワインやエキストラヴァージンオイルといった、イタリアン定番の材料と一緒に煮込んで作ります。なお、白ワインを赤ワインに替えても美味しさが損なわれることはありません。またチキンは、骨付きを使うことで、煮込んだ際にしっかりと味がしみこみます。

 

カチャトーラの作り方(4人分)

1…骨付もも肉(1kg)をぶつ切りにし、鍋にオリーブオイルを敷いて皮側から焼きます。焼き色がついたら裏返して鍋から出します。

2…1の鍋に無塩バター(10g)を入れ、にんじん、たまねぎ、セロリ(各1個ずつ)をみじん切りにして入れ、塩適量を振って炒めます。

3…みじん切りした野菜がしんなりしたら、1で焼いた肉を鍋に戻して合わせます。その後白ワイン(200cc)を加え、沸騰したらトマトの水煮缶(400g)を入れます。この際、セージとローズマリー(各適量)も入れます。

4…25分ほど中火で煮込み、ソースに粘度がでてきて沸騰したら完成です。

 

―スペッツァティーノ

スペッツァティーノは、角切りした肉の煮込み料理全般を指します。牛、豚、猪、羊、鳥、うさぎなど、さまざまな種類の肉が使われている料理です。

 

味付けもさまざまです。トマトソースとワインで煮込む時もあれば、香味野菜と水、ハーブのみといった、シンプルに煮込む場合もあります。ワインを使う際、白ワインと赤ワインどちらを使っても美味しく食べることができます。

 

なお、作ってすぐに食べるより、冷蔵庫で3日ほど寝かすことをオススメします。そうすることで、肉にソースがしみこんでより美味しく食べることが可能です。

 

スペッツァティーノとワインを一緒に楽しむ場合は、使ったワインと同じワインを合わせると、一層美味しくいただけます。

 

スペッツァティーノの作り方(4人分)

1…深めの鍋に、みじん切りにした玉ねぎ(2個)とオリーブオイル(適量)を入れて炒めます。

2…シチュー用牛ほほ肉または牛すね肉(800g)を鍋に入れて炒め、小さくカットしたにんじん(4本)とセロリ(7本)を加えて更に炒めます。最後に刻んだイタリアンパセリ(多め)を入れます。

3…肉に火が通ったら白ワイン(600ml)を入れ、アルコール分が飛ぶまで混ぜて火を通します。その後材料が浸るほどたっぷり水を入れます。

4…沸騰したら弱火にし、軽く蓋をします(少しずらしてください)。途中で塩コショウ(適量)を加え、2時間ほど煮込みます。

5…最後に刻んだイタリアンパセリ(多め)を再び入れて完成です。

 

―トリッパのトマト煮込み

トリッパのトマト煮込みは、フィレンツェの伝統料理です。メイン料理にもなり、つまみやソース、サンドイッチなど多彩な食べ方が特徴的な肉料理でもあります。

 

トリッパとは胃袋のことを指します。牛や羊などは胃袋が4つありますが、主にトリッパのトマト煮込みでは「2番目の胃袋」と呼ばれている、ハチノスという部位を使って調理します。

 

香味野菜トマトソースで煮込んだハチノスは、臭みがなく独特のうまみがあります。そのため、もつが苦手な方でも抵抗なく食べることが可能です。パスタとの相性は抜群で、食べきれなくて残ってしまった場合はパスタとからめて食べることをオススメします。

 

トリッパのトマト煮込みの作り方(4人分)

1…ハチノス(1kg)を水で洗って汚れを落とし、深めの鍋に入れて沸騰させます。

2…茹でたハチノスを短冊状にカットしておきます。

3…鍋にオリーブオイル(適量)とカットしたにんにく6片を炒めて香りを出します。

4…みじん切りした玉ねぎ(2個)とにんじん(1本)とセロリ(2本)を入れてしんなりするまで炒めます。

5…鍋にハチノス、トマトソース(2缶)、唐辛子(1本)コンソメの素(3個)、ローズマリー、オレガノ(適量)、ローリエ(2枚)、タイム(適量)、水700ccを入れて沸騰させます。

6…沸騰したら弱火にして2時間煮込み、粉チーズ(大さじ3杯)を加え、さらに20分煮込みます。※焦げないようにたまにかき混ぜます。

7…水分がなくなるまで煮込み、塩コショウで味を整えたら完成です。

 

―タリアータ

タリアータは、イタリアを代表する肉料理です。赤身品種の牛サーロインに、にんにくとハーブを効かせて焼き上げます。見た目の豪勢さに加え、香ばしい香りが食欲をそそる特徴がある、フィレンツェの伝統料理です。

 

本来は、焼きあがったタリアータにオリーブをたっぷりかけて食べるため、一見するとガッツリ系の料理です。一方、削ったパルミジャーノ・レッジャーノ、バルサミコソースをかけて、サッパリとしたサラダ風にして食べるスタイルも人気があります。タリアータには、赤ワインと一緒に食べることをオススメします。

 

タリアータの作り方(4人分)

※赤身牛サーロイン(600g)は、焼く一時間前に冷蔵庫から出して室温に戻しておきましょう。にんにく(1片)はカットし、ローズマリーは葉を外しておきます。フライパンは2つ用意します。

 

1…フライパンにオリーブオイル(適量)を入れ弱火で熱し、にんにくとローズマリーを入れて炒めます。

2…もう1つのフライパンにオリーブオイルを敷いて、肉の両面を強火で焼きます。なお焼き目をつけることが目的のため、1分程度にとどめます。

3…肉に焼き色がついたら1のフライパンに移し、中火で2分ほど炒めます。

4…肉が焼けたら取り出し、アルミをかぶせて10分置き、予熱で火を通します。

5…10分置いたら薄くスライスし、塩コショウ(適量)をして皿に乗せます。

6…皿に並べた肉に、フライパンに残っているオリーブオイルをかけ、レモンを絞ったら完成です。

 

 

―ポルペッテ

ポルペッテは、ゴルフボール大のミートボールまたはハンバーグのひき肉料理を指します。その見た目は、日本の子どもが好んで食べているミートボールに似ています。しかしポルペッテは、リストランテのような格式高いお店でも提供されている、れっきとしたイタリアンです。残ったソースはパンですくっても美味しいですし、パスタにもよく合います。

 

ポルペッテの作り方(4人分)

1…深めのボウルを用意し、合いびき肉(500g)、卵(2個)、パン粉(50g)、みじん切りにした玉ねぎ(1個)、にんにく(半個)、イタリアンパセリ(適量)、パルミジャーノ・レッジャーノ(30g)全てを入れて混ぜ合わせます。

2…塩コショウ(適量)で味を整え、ゴルフボール大に丸めます。

3…フライパンにオリーブオイル(適量)を入れて丸めたポルペッテを炒めます。途中で白ワインをまわし入れます。

4…ワインのアルコール分を強火で飛ばしたら、中火で焦げ目がつくまで火を通します。

5…バター(適量)を加えて好みの味にしたら完成です。

 

 

―まとめ

イタリアンというと、野菜や魚介といった南イタリア料理のイメージが強いため、肉料理が多くて驚いた方もいるかもしれません。今回ご紹介した肉料理を抑えておけば、立派なイタリアン通になること間違いなしです。

 

イタリアンの定番魚介料理6選

イタリアンには様々な魚介料理が存在します。そのため、「魚介系のイタリアンが食べたい」と言われても、困ってしまうのではないでしょうか。そういったときにもスムーズに食べたいものを提案できるように、イタリアンの定番魚介料理6つをご紹介いたします。

 

―アサリの白ワイン蒸し

日本でも食べられることが多く、もはや説明不要と言っても過言ではないアサリの白ワイン蒸し。イタリアの魚介料理においても、定番の1つにあげられます。余計な味付けは必要なく、最もシンプルに、白ワイン蒸しでいただくことが鉄板です。残ったスープは、パンにつけて食べることをオススメします。

 

アサリの白ワイン蒸しの作り方(4人分)

※本来はアラヌノメという品種を使いますが、普通に販売しているアサリでも問題ありません。あらかじめアサリは砂抜きして洗っておきます。

 

1…深めの鍋にオリーブオイル(大さじ3杯)と、カットしたにんにく(1片)を入れて弱火で炒めます。

2…にんにくの香りが漂ってきたら、アサリをゆっくり鍋に入れ、白ワイン(1カップ)と刻んだイタリアンパセリ(3枝)を加えて蓋をし、中火で1分ほど蒸し焼きにします。アサリの殻が開いたら火を止めます。なお、アサリの大きさによって多少時間が異なりますので、調整しましょう。

3…蒸し焼きでしみでたスープと共にアサリをお皿に乗せ、コショウとレモン汁(適量)を振ったら完成です。

 

―マグロのたたき スコッタート

スコッタートはイタリア語で「やけどをする」という意味を持っています。文字通り、たたきですからマグロを炙って調理することが特徴です。

 

マグロはイタリアでも馴染みのある食材で、毎年5月頃から大規模なマグロ漁が開催されたり、マグロ料理のコンテストが開催されたりするほどの国民食材です。

 

しかし、たたきなどの刺し身は、本来イタリアンではありません。近年における世界的な和食ブームにあやかって創られた、新しいイタリア料理です。そして一般的には、身が白く変色するまで酢に漬け込む特徴がありましたが、現在では軽く漬けた調理法が人気となっています。

 

マグロのたたき スコッタートの作り方(4人分)

1…刺身用マグロの柵(200g)をそのまま水洗いし、キッチンペーパーで水気を取り、にんにく(4分の1)を包丁の腹で押しつぶします。レモン(4分の1)をクシ型にカットし、イタリアンパセリ(5枚)は葉をみじん切りにします。

2…フライパンにオリーブオイル(適量)を敷いて弱火で炒め、にんにくを入れます。

3…にんにくの香りが出たらマグロの柵を入れ、中火で軽く焼き目を入れます。

4…焼き色がついたら取り出して粗熱を取り、厚めにカットし、皿に並べたうえでオリーブオイルをかけて冷蔵庫で冷やします。

5…冷えたら取り出し、岩塩とコショウ(各適量)で味付けし、ベビーリーフとパセリ(各適量)を添えます。食べる直前にレモン汁(適量)をかけたら完成です。

 

―タコのサルサヴェルデ添え パドヴァ風

ヴェネド州のパドヴァ地方では屋台の名物料理としてよく知られています。柔らかく茹でたタコに、イタリアンパセリ、オリーブオイルベースのサルサヴェルデ、レモンをかけることが定番です。

 

この料理の決め手は、サルサヴェルデ。さっぱりした風味はワインだけでなく、キンキンに冷えたビールとの相性も抜群です。

 

タコのサルサヴェルデ添え パドヴァ風の作り方(4人分)

1…イタリアンパセリの葉(30枝)とにんにく(2分の1)を粗くきざみ、アンチョビ(1尾)、塩漬けケイパー(大さじ1杯)、オリーブオイル(大さじ4杯)、ワインビネガー(小さじ1杯)、塩コショウ(少々)。以上の材料全てをペースト状になるまで混ぜてサルサヴェルデを作ります。

2…深めの鍋にたっぷりの水を入れ、蒸しマダコ(400g)、塩(少々)、皮付きのレモン(半個)、ローリエ(1枚)、残ったイタリアンパセリの茎を入れて蓋をして、弱火で1時間茹でます。

3…熱いうちに一口大にカットし、先ほどのサルサヴェルデをかけ、レモン(半個)を絞れば完成です。

 

 

―ズッパ・ディ・ペッシェ

ズッパ・ディ・ペッシェは、一見すると高級料理に見えますが、魚のごった煮です。イタリアでは、漁師が売れ残った魚を使って作られている料理です。ズッパ・ディ・ペッシェの特徴は、魚をトマトと白ワインで煮るだけのシンプルなことがあげられます。寒い季節には白ワインと一緒にいただくことで、身体があたたまります。

 

ズッパ・ディ・ペッシェの作り方(4人分)

1…玉ねぎ、セロリ(各1個)、にんじん(半分)を粗く刻みます。白身魚(4切れ、種類は好みで)は、一口大にカットして熱湯を懸けておきます。またホタテ貝柱刺し身用(8個)は半分に切っておきます。

2…深めの鍋にオリーブオイル(適量)、細くカットしたにんにく(1片)、たかのつめ(1本)を入れて火にかけます。

3…にんにくの香りが立ったら、刻んでおいた野菜、ローリエ(1枚)を入れて蓋をして、弱火で10分蒸し焼きにします。

4…野菜がしんなりしたら白ワイン(100cc)を入れ、白身魚とイカ(200g)あさり(300g)、トマトの水煮缶(200cc)を入れて強火で沸騰させます。

5…一度沸騰したら中火で5分煮込み、あさりの口が開いたら更に弱火で5分煮込みます。

6…火が通ったら塩コショウ(少々)で味を整え、器に盛ってフレッシュバジルの葉(適量)を散らして完成です。

 

―ティエッラ

ティエッラは、プーリア州バーリ発祥の名物料理です。イタリア語で天板を意味し、方言で「テリア」とも呼ばれています。ティエッラは、「ムール貝の数の多さで貧富がわかる」と、少々きつめのジョークがあることで知られています。

 

ティエッラの作り方(4人分)

※ムール貝が苦手な場合、アサリとイカで代用することも可能です。またペコリーノ・カネストラートは、パルミジャーノ・レッジャーノで代用できます。

 

1…硬質小麦(100g)を1時間水に浸しておきます。

2…パンのクラム部分(50g)とおろしたペコリーノ・カネストラート(30g)、刻んだイタリアンパセリ(1房)、塩コショウ(少々)を混ぜます。

3…皮をむいたじゃがいも(300g)を輪切りにし、トマト(2個)、ズッキーニ(1本)、玉ねぎ(1個)も輪切りにします。なおムール貝は開いて片側の殻を除去します。

4…オーブン皿に作ったパン粉を少し散らし、エキストラヴァージンオイル(適量)をかけます。皿の上にじゃがいも、ズッキーニ、トマトを置きます。(順番に重ねることが望ましいです)

5…ムール貝を乗せ、水気を切った硬質小麦を散らし、そのうえから更にじゃがいも、トマト、ズッキーニ、玉ねぎを置きます。

6…残りのパン粉、エキストラヴァージンオイルを振りかけ、材料がひたひたになるまで水を加えます。

7…180℃のオーブンにて、水気がなくなるまで50分弱焼いたら完成です。

 

―タコとじゃがいものサラダ

イタリアではタコの消費が多いため、さまざまなタコ料理があります。その中でもタコとじゃがいものサラダは、イタリアでは定番の料理です。とてもシンプルなことが特徴ですが、タコとじゃがいもが、それぞれの旨味を引き立て合う絶品イタリアンです。

 

タコとじゃがいものサラダの作り方(4人分)

1…深めの鍋で、中サイズのタコを1時間30分茹でます。タコがくたくたになるまで茹でることがポイントです。茹で上がったら、皮をむいて好みの大きさにカットします。

2…別に用意した鍋で、じゃがいも(4個)をゆで、やわらかくなったら取り出し、皮を向いて3cmの輪切りにします。

3…ボウルを用意し、タコとじゃがいも、エキストラヴァージンオイル、塩コショウ、イタリアンパセリ(各適量)、レモン汁(1個分)全てを入れて味を整えたら完成です。

 

―まとめ

イタリアンは、魚介が主役と言っても過言ではありません。また、食材そのものの味を重視している傾向にあります。そのためシンプルですから、料理が苦手な方でも作りやすいでしょう。今回の内容を参考に、挑戦してみてはいかがでしょうか。

イタリア料理に欠かせない!定番調味料23選

店舗情報は下記にて

素材の味を重視するイタリア料理では、その魅力を引き立てるためにさまざまな調味料が用いられています。今回は、本場イタリアでも使われている定番調味料のご紹介ですイタリア料理を作る際の参考となれば幸いです。

ーオイル類

エキストラヴァージンオイル

エキストラヴァージンオイルは、イタリア料理には欠かせない調味料です。オリーブの果実を絞ってろ過しているため、豊かな風味が特徴。加熱すると風味が飛んでしまうため、生食に使用することが多く、主にカルパッチョ、サラダ、マリネ、ドレッシングに適しています。

ピュア・オリーブオイル

ピュア・オリーブオイルは、精製オリーブオイルにヴァージンオイルをブレンドして、料理しやすい風味に調整したものを指します。クセのない風味が特徴で、エキストラヴァージンオイルよりも日本人の味覚に適しています。加熱して使うことが多く、パスタやフライ、炒め物によく使われます。

ーお酒

白ワイン

イタリア料理で白ワインは、調味料の定番にあげられます。そのまま飲むだけでなく、焼き物、炒め物、煮込み料理に至るまで、万能と言っても過言ではない調味料です。

赤ワイン

白ワインほど使われることはありませんが、コクのあるソースや、固い肉を煮込む際に欠かかすことはできません。

マルサラ酒

マルサラ酒は、シチリア特産のワインです。ワインにアルコールを加えることで、アルコール度数を高めたことが特徴。木樽で作られた豊かな香りを活かし、ティラミスなどの風味付けや、鶏肉料理に用いられています。

ー乳製品

パルメザンチーズ

パルメザンチーズも、イタリア料理では定番の調味料。安価で長持ちする特徴があり、一般的には「パルミジャーノ・レッジャーノ風」として用いられています。主にサラダや、カルボナーラなどのパスタに使われることが多いです。

バター

バターは肉、野菜問わず相性が良く、サラダ、煮込み料理、肉料理、パスタなど、幅広く使われています。特にイタリア北部の地方で多く用いられる傾向があります。

ービネガー(酢)

ワインビネガー

ワインビネガーはアルコール発酵させたぶどうに酢酸酢を加え、さらに発酵させてから作られた酢を指し、イタリア料理には欠かせない調味用です。ワインと同じく、赤ワインビネガーと白ワインビネガーの2種類があります。

赤ワインビネガーはコクのある深い味わいが特徴で、煮込み料理、肉料理のソースによく使われます。一方、白ワインビネガーは、すっきりとした口当たりの特徴を活かし、魚介類のサラダ、マリネ、ソースに用いられることが多いです。

バルサミコ酢

バルサミコ酢は煮詰めたぶどう果汁を熟成させて作る酢です。素材の異なる樽に移し変えて熟成させるため、複雑な香りを持つことが特徴です。サラダの香りつけに使われますが、食酢と混ぜて肉料理のソースに使われたり、デザートの味付けに使われたりもします。

ー香草・香辛料・スパイス

イタリアンパセリ

イタリアンパセリは、爽やかな香りと少し苦味のあるハーブで、日本では料理を引き立てる飾りとして認識されています。しかしイタリアでは、サラダの材料として用いられるほか、マリネ、スープなどにも使われ、料理に欠かせません。

ローリエ

ローリエは、月桂樹の葉を乾燥させた調味料です。非常に香りが強く、肉の臭みを消す働きがあるため、煮込み料理によく使われます。しかし、長時間煮込むと苦味が出てくるため、取扱には注意が必要。また、ダシやソース、香り付けに用いられる場合もあります。

バジル

バジルは、イタリアでバジリコとも呼ばれているハーブの一種。モッツアレラチーズやトマトなど、イタリアンの代表的な食材と相性が良いため、様々な料理に用いられます。

ジェノベーゼ

ジェノベーゼはペースト状にしたバジルに、チーズ、松の実、オリーブオイル、黒胡椒を加えた調味料です。イタリア料理では主にパスタやトーストしたパンに使われることが多いです。

ローズマリー

ローズマリーは、独特の強い香りが特徴のハーブです。豚肉、羊肉、魚といった、臭いが強い食材の臭みを消すために用いられることもあれば、じゃがいもや鶏肉のような、淡白な食材の風味漬けとしても活躍します。

オレガノ

オレガノは、トマトソースとの相性が抜群のハーブで、主にトマトソースベースのパスタ、ピザ、煮込み料理に用いられます。また肉や魚の臭い消しにも効果があり、焼き物や炒め物など、幅広く使われています。

タイム

タイムは、清々しい香りが特徴のハーブで、ギリシャ語で防腐の意味を持ちます。肉、魚、トマトとの相性がよく、煮込み料理、香草焼きに使われます。特に魚との相性は抜群で、「魚のハーブ」とも呼ばれるほど。

ミント

日本でもよく知られているミント。爽快感が強い風味が特徴のハーブで、野菜や果物との相性が良く、サラダ、デザートに用いられます。

レモン

イタリアはレモンの産地として有名で、イタリア料理では欠かせない存在。肉料理、魚料理、パスタ、サラダなど、様々な料理の味を引き立てることに用いられます。

唐辛子

唐辛子は、強い辛味が特徴の香辛料です。イタリア料理では、煮込み料理、炒め物、焼き物、パスタ、スープなど、幅広く使われています。

ナツメグ

ナツメグは、甘みと強い香りが特徴の香辛料。肉の臭みを消す働きが強いため、イタリアの肉料理には欠かせません。乳製品を使った料理との相性も抜群で、臭いを抑え、コクを深くしてくれます。

一般的にも料理の味付けとして広く用いられる塩ですが、イタリアにおいては用途に応じ、特徴的に使い分けられます。パスタを茹でる時や、ステーキといった大胆な料理には、グロッソと呼ばれる大きい粒を使います。一方、繊細な味付けをもとめられる料理には、フィーネと呼ばれる通常の粒を用います。

コショウ

爽快な香りと強い辛味が特徴の香辛料です。イタリア料理では、下ごしらえから仕上げまで用いられ、これがなくては始まりません。肉料理、魚料理、スープ、リゾット、ソースなど、調味料の主力的存在です。

ーその他

ハチミツ

ハチミツはチーズとの相性がよいため、ピザ、パスタ、肉料理など、イタリアンでは様々な料理に用いられます。

ーまとめ

調味料は料理の特徴が最もあらわれる食材の一つです。イタリアンは特徴的な調味料が多く、また一般的なものでも上手にイタリアならではの食材と組み合わせて用いられています。イタリア料理を作る際には、ぜひ参考にしてみてください。

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ワインだけじゃない!イタリアのおすすめのお酒

イタリアといえば、ワインのイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?しかし本場イタリアには、デザート代わりに飲まれているものから地ビールまで、さまざまな種類のお酒があります。今回は、マニアックなものも含め、ワイン以外のイタリアのおすすめのお酒をご紹介します。

 

ーアマレット

アマレットは、アーモンドに似た香りが特徴のリキュールです。アンズの種を原料としており、独特の香りと強い甘み、ほろ苦さがあります。イタリアでは、主に食後酒として飲まれており、デザート代わりに飲む人もいます。カクテルにもよく用いられるので、日本でもおなじみですね。

 

ーアペロール

アペロールは1919年に誕生した、オレンジがベースのリキュール。アペロールは、イタリア語で食前酒を意味するアペリティフが由来です。

イタリアでは食前酒として飲まれており、赤味を帯びたオレンジ色が特徴で、アルコール度数は11度です。ほとんどの場合、炭酸水、オレンジジュース、白ワイン、シャンパンと混ぜた、カクテルタイプとして提供されます。

 

ーサンブーカ

サンブーカは、アルコール度数が40度とかなり高いことが特徴のリキュールです。ハーブの一種である、エルダーを用いて作られ、イタリアでは食後酒としてよく飲まれています。

サンブーカには非常に特徴的な飲み方があります。ショットグラスに注いだサンブーカに、焙煎したコーヒー豆を浮かべて火をつけ、しばらく炎を楽しみ、火を消してから飲みます。これはイタリアでイベントの時によく行われる飲み方です。ちなみに、このように飲むサンブーカを、サンブーカ・コン・モスカと呼びます。

 

ーカンパリ

カンパリは、ほどよい苦味とさわやかな口当たりが特徴のリキュールです。原料はビター・オレンジピール、コリアンダーやカルダモン、キャラウエイなどのハーブ。キレイな赤色でアルコール度数は25度と、やや高めです。カンパリの発祥はトリノで、1860年に当時バーテンダーをしていた、ガスパーリ・カンパーリによって作られました。

イタリアでは、主にカクテルで用いられるほか、ストレートや白ワインで割って飲まれています。アマレットと同じく、日本でもカクテルでよく知られるお酒ですね。

 

ーグラッパ

グラッパは、イタリア特産のブランデーの一種です。一般的なブランデーと違い、ぶどうの搾りかすを発酵させたものを蒸留して作ります。無色透明で、アルコール度数は30度から60度と、非常に高いことが特徴です。

日本ではあまり知られていませんが、イタリアでは人気が高く、食後酒としてよく飲まれています。

 

ーリモンチェッロ

リモンチェッロは、レモンを用いて作られる、ナポリ発祥のリキュール。イタリアでは、食後酒としてもっとも人気があります。甘くて口当たりが良い一方、アルコール度数は30度以上と高めです。よく冷やしたうえで、食後にショットグラスに入れて一気飲みするのがイタリア流。

またイタリアの名産品として世界中に知られており、日本でも簡単に入手しやすいことが特徴です。

 

ーガリアーノ

ガリアーノは、トスカーナ州で1897年に誕生したリキュールです。液色は黄色で、アルコール度数は35度あります。95%以上の蒸留酒に、バニラビーンズ、主種類のハーブを混ぜて蒸留を何度も重ねて作られます。

 

ーマラスキーノ

マラスキーノは、イタリア北部トリエステの名産として知られています。もともとは、イタリアの向かい側にあるダルマチア地方で、「神のお酒」として伝統的に作られていたものです。サクランボの種を潰したものを原料とし、アーモンドに似た香りが特徴的なリキュールです。なお日本では、「チェリー・ブランデー」としてマラスキーノが飲まれています。

 

ーノチェロ

ノチェロは、クルミを使ったリキュール。アルコール度数95度以上の蒸留酒に、未成熟のクルミを砕いたものを入れ、シュガーシロップと水を加えて作られます。アルコール度数は24度で、ストレートで飲んだり、エスプレッソやカプチーノに加えてカクテルで飲んだりします。またアイスクリームやスポンジケーキに用いられたりします。

 

ーフランジェリコ

フランジェリコは、ヘーゼルナッツを原料としたリキュールです。ナッツ類を原料とするリキュールの中で、もっとも歴史が長いことが特徴です。300年以上前のピエモンテ州とリグリア州境の山中で、僧だったフラ・アンジェリコが作ったのがはじまりとされています。

カクテルとして飲まれているほか、お菓子やコーヒーに使われまた、ナッツの香ばしい香りを活かしてチョコレート、生クリームと合わせて用いられています。

 

ーストレガ

ストレガは、1860年にイタリアのベネヴェントで、ジュゼッペ・アルベルティによって作られたリキュールです。なお製造法は非公開のため、正確なことはわかっていません。判明しているのは、アルコール度数40度であり、砂糖、ハーブ、サフラン、水が材料であることです。

 

ーヴェネチアビール

ヴェネチアビールは、その名の通りヴェネチアの地ビールです。苦味は控えめながらもコクがあり、イタリアンピッツァとの相性は抜群。イタリアでは主に、若い世代を中心に飲まれています。また日本のおつまみとの相性も良いため、一部のビール好きの間で、ひそかな人気をほこっています。

 

ーメッシーナビール

メッシーナビールは、シチリアで誕生したビールです。爽やかな風味とドライな飲み口特徴で、シーフードやサラダとの相性が抜群です。日本ではそれほど馴染みはありませんが、ビール好きなら知っている1品。

 

ーまとめ

本場イタリアには、思った以上にさまざまなお酒があって驚かれた方もいることでしょう。日本ではあまり知られていないものもありますが、それらもイタリアでは、日常的に飲まれています。現在ではネットが普及しているため、入手できるお酒もあります。これを機会に、飲んでみてはいかがですか?

 

イタリアっ子も大絶賛!イタリアンで飲みたいおすすめ食前酒

イタリア料理には食前酒を飲むことが多いですが、「はじめの一杯は何を飲めばいいのかわからない」と思ったことはありませんか?食前酒は決してファッション感覚で飲むものではなく、料理をより楽しむことが目的です。選ぶ際に迷うことがないように、イタリアで食前酒の定番の数々を、選び方も含めてご紹介していきます。

 

―適切な食前酒を選ぶことで、料理をより美味しく楽しめます

食前酒を飲む目的は、大きく分けて2つあります。まず1つ目は、胃を適度に刺激して食欲を増進させること。もう1つは、前菜が提供されるまでの場しのぎです。そのため、始めからアルコール度数の高いものを飲んでしまうと胃を痛めてしまい、また酩酊状態で料理の味がわからなくなる恐れがあります。

 

食前酒は、アルコール度数が低く、甘すぎず、すっきりした口当たりのものを選ぶことが大切です。以上をふまえ、食前酒で是非、飲んでいただきたいものをご説明します。

 

―カクテル

アペロール

アペロールは、イタリア発祥のカクテルです。赤みが強いオレンジ色で、アルコール度数は11度。ビターオレンジやスイートオレンジに、ハーブをブレンドしたものです。さっぱりとした口当たりと、ハーブ特有のさわやかな香りが特徴で、食前酒に適している一品です。オレンジベースのため、オレンジジュースや白ワイン、シャンパンとの相性も抜群です。

 

カンパリ

カンパリは、苦味があり、鮮やかな赤色が特徴のカクテルです。日本でも居酒屋やバーでよく見かけますが、イタリアでも人気のある食前酒です。カンパリ自体のアルコールは25度と高めですが、一般的にソーダや白ワイン、果実を絞ったものと割って飲まれます。

 

スプリッツ

スプリッツは本場イタリアで、もっとも人気があるといっても過言ではない食前酒です。アペロールやカンパリに白ワインもしくはスパークリングワインを加えたうえに、スライスしたオレンジ、オリーブの実を入れて作られます。北イタリアのヴェネト州では、食前酒の代名詞的な存在として飲まれています。なお、甘みのあるスプリッツを飲みながら、オリーブの実を食べるのが王道です。

 

モヒート

モヒートは、ラム酒がベースのカクテルです。もともとはイギリスの海賊が考えたお酒で、イタリアでは食前酒として人気のある一品です。たっぷりのフレッシュミントにラム酒、ライム、砂糖を加えて作ります。フレッシュミントの爽やかさと、ややアルコール度数が強いことが特徴なため、お酒が苦手な方は避けたほうが無難かもしれません。

 

ネグローニ

ネグローニは、カンパリ、ベルモット、ドライ・ジンを混ぜて作られたカクテルです。名前の由来は、フィレンツェの老舗リストランテの常連客で美食家として有名だったカミーロ・ネグローニ伯爵が食前酒として飲んでいたことから来ています。ベルモットの甘さとドライ・ジン、カンパリのほろ苦さがほどよく合い、辛口のカクテルとして男性に人気があります。またドライ・ジンの代わりにスパークリングワインで割ったものをネグローニ・ズバリアートと呼び、こちらも人気の一品です。

 

ジントニック

ジントニックは、ジンベース(ライ麦、大麦、ジャガイモが原料の蒸留酒)のカクテルで、イタリアでは食前酒として定番にあげられます。レシピは、ドライ・ジンにトニックウォーターというシンプルさが特徴です。アルコール度数は5%ほどでクセがないため、アルコールが苦手な方でも飲みやすいお酒です。

 

スプモーニ

スプモーニは、イタリアが発祥のカクテルです。カンパリにグレープフルーツジュース、トニックウォーターを混ぜて作られているため、甘酸っぱくてスッキリとした口当たりが特徴です。イタリアでも食前酒として男性、女性問わず人気のあるカクテルです。

 

キール

キールは、白ワインを使ったカクテルで代表的なもので、辛口の白ワインにカシスリキュールを混ぜて作られます。1945年にフランスのブルゴーニュ地方で誕生したお酒ですが、イタリアで人気のある食前酒の1つです。カシスリキュールが少なめに入っているため、辛口の中にもさっぱりとした口当たりがあることが特徴です。アルコール度数は、10度から14度。また氷が入っていないため、白ワインとカシスリキュールを十分に冷やしてから作り、提供されます。

 

―スパークリングワイン

プロセッコ

プロセッコは、イタリアを代表するスパークリングワインで、イタリアで食前酒として飲むのは習慣と言っても差し支えないほどの人気です。もともとはブドウの品種でしたが、後にこの品種を使って作られたスパークリングワインを指すようになりました。辛口でキレのある発泡が特徴です。

 

ベリーニ

ベリーニは、ベネツィアで誕生したスパークリングワインです。白桃のピューレにスパークリングワイン、ザクロの果汁と砂糖を混ぜたグレナデンシロップを混ぜて作られます。キレイなピンク色をしており、アルコール度数が低めで甘みもあるため、女性にオススメの食前酒です。

 

フランチャコルタ

フランチャコルタは、ロンバルディア州・フランチャコルタが発祥のスパークリングワインです。イタリアでは食前酒として定番にあげられます。「フランチャコルタの奇跡」とも呼ばれ、イタリア高級ワインの代名詞的として高く評価されているほど。特徴である、きめ細かな泡と苦味が食欲を増進します。

 

アスティ・スプマンテ

アスティ・スプマンテは、ピエモンテ州で誕生したスパークリングワインで、白ワインがベースとなっています。モスカート・ダスティというマスカット品種を使って作られているため、上品な甘さと口当たりが良いことが特徴です。辛口なお酒が苦手な女性にオススメの一品で、迷ったらこれを選ぶとよいでしょう。

 

ランブルスコ

ランブルスコは、イタリアでもっとも料理が美味しいとされる、エミリア・ロマーニャ州で作られたスパークリングワインです。白ワインがメインのスパークリングの中でも珍しい、赤ワインのスパークリングワインです。最近では品質の向上が目覚ましいとして注目を集め、食前酒として人気があります。独特の渋みとフレッシュな酸味が特徴です。

 

トレント

トレントは、イタリア最北端トレンティーノ・アルト・アディジェ州で誕生したスパークリングワインです。シャルドネ、ピノ・グリージョなどの白ぶどうをメインに使い、昔ながらの瓶内二次発酵式で造られています。柑橘系とナッツの香りが混じっていることが特徴で、酸味とミネラルのバランスが良く、持続性がある泡との相性が抜群の一品です。

 

―その他

マティーニ

マティーニはカクテルの王様とも呼ばれ、イタリアでは食前酒として定番です。しかしアルコール度数が20度を超えるため、お酒な得意な方以外が飲むことは避けたほうが無難です。あくまでも「イタリアでは定番のもの」として頭に入れておいても良いでしょう。

 

―まとめ

以上のようにイタリアで定番の食前酒は、その後の食事のことを考えた上で選ばれ、飲まれています。イタリアンを最大限に楽しみたいと考えている方にとっては、どれもハズレのないものばかりです。是非参考に、あなただけの一杯を見つけていただければと思います。

 

知らないと恥ずかしいイタリアンのテーブルマナーについて

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フレンチなどに比べると比較的カジュアルなイメージのあるイタリアンですが、実はしっかりとしたテーブルマナーが定められているとご存知でしたか?確かに日本ではイタリアンのマナーを問われるシチュエーションはそこまで多くないかもしれません。しかし、高級なレストランを利用する際などには、マナーを知らずに恥をかいてしまうこともありえます。

そこでイタリアンのテーブルマナーをわかりやすく解説します。食べる機会の多いイタリアンだからこそ、知っておいて損はありません。ぜひチェックしてみてください。

-お店に入ってイスに座る時のマナー

・お店に入った時

大きな荷物やコートは、お店の入り口にいる人に預かってもらえるかたずね、可能であれば預けましょう。お店によっては、イスの側にコートや荷物を入れるカゴが置いてありますので、それを使います。

また、一般的に、メインディッシュを食べ終わるまでは席を立つことはあまり良いとされていません。そのためお手洗いは、出来る限り席へつく前に済ませておいて下さい。

・イスに座る時

イスに座る時は、深く腰をかけて背筋をのばします。小さなバッグを持ち込む場合、左側に置くことが望ましいです。背もたれと背中の間に置くと、イスに浅く腰掛けることになり、姿勢が悪くなってしまいます。

・携帯電話やスマートフォンの扱い方

食事中に音を鳴らすのは印象が悪いため、携帯電話やスマートフォンはマナーモード、もしくは電源を切っておきます。どうしても電話をしなくてはならない時は、その場ではなく席を外すようにしましょう。

-ナプキンの扱い方

席につくとナプキンが置いてありますが、ナプキンは、最初の料理や飲み物が運ばれてくるまでに広げておきましょう。ナプキンは少しずらして二つ折りにし、折り目が手前に来るようにして、ひざに乗せて下さい。

手や口もとが汚れた場合は、このナプキンを使って拭きます。口もとを拭く時は、ナプキンを引き上げ、顔を近づけて拭きましょう。なお拭く際は、ナプキンの内側で拭いて下さい。ナプキンの汚れた部分が、相手に見えないようにすることがマナーです。

そして食事の最中に席を立つ必要がある場合、ナプキンはイスの上に置きます。背もたれにかけても良いとされることもありますが、汚れが周囲に見えてしまうので好ましくありません。

食事が終わった後のナプキンは、デザート皿の右上に置いて下さい。ナプキンを置く際、あまりにも丁寧にたたむことは、お店に対して失礼にあたります。したがって食事が終わった後のナプキンは、軽くたたんでデザート皿の右上に置くことが正解です。

-カトラリー(ナイフ・フォーク・スプーン)の扱い方

ナイフやフォークは、運ばれてくる料理にしたがって外側から使います。基本は左手にフォーク、右手にナイフです。スプーンは右手に持ち、左手は器やカップに添えます。順番を間違えてしまっても決してあわてず、ウエイターさんに新しいものを用意してもらいましょう。

またナイフやフォーク、スプーンを落としてしまった場合、自分で拾ってはいけません。そっと手をあげてウエイターさんに知らせ、新しいものと交換してもらいます。またサラダや前菜を食べる時、フォークは鉛筆を持つのと同様な持ち方で問題ありません。力を入れないと切れないものは、ナイフを使いましょう。スプーンはスープやコーヒーを飲む時に使います。

・食事の途中でナイフとフォークを置く時

お手洗いなどで食事の途中で席を立つ場合、ナイフとフォークはお皿の上で八の字になるように置いて下さい。これは、食事はまだ終わっていないことを知らせるサインなのです。この際に気をつけなければならないのは、ナイフとフォークの向きです。ナイフの場合、刃を外側に向けて置くことはマナー違反にあたります。したがってナイフの刃は、必ず内側に向けて置くことを忘れてはなりません。フォークに関しては、先端を下向きに置いて下さい。

・食べ終えた時

食べ終わった時のナイフとフォークは、向きを揃えて右下に置きます。なおフォークの向きは、先端を上にして置きましょう。

-フォークでパスタを食べる時のマナー

本場イタリアでは、お皿の丸みを利用して、フォークにパスタを巻きつけて食べることが正式なマナーです。

日本のようにスプーンを使うことはあまりありません。ただし、日本ではスプーンを使ってもマナー違反とされることはありません。また、イタリアでも地方によってはソースが跳ねるのを防ぐため、スプーンが添えられることもあります。

絶対にやってはいけないのが、麺をすすることです。マナー違反とういことに加え、相手に不快感を与えることになりますので、しっかりとフォークで巻取ってから一口で食べるようにしましょう。

また、お皿を交換するのもマナー違反にあたりますので、取り分けて食べたい時は、ウエイターさんに伝え、お皿を持ってきてもらいましょう。

マッケローニ・ペンネ・コンキリエ・リガトーニといったショートパスタは、フォークで刺して食べます。ただし、食べにくいからといってお皿を持ったり、お皿に顔を近づけて食べたりする行為は、マナー違反ですので注意して下さい。

貝が入っているパスタの場合、左手で貝を押さえ、右手に持っているフォークで身を外してから食べましょう。入っている貝の身を全て外すのではなく、1個ずつ外してから食べます。そして貝の殻は、お皿の端にまとめておくとキレイに見えます。

ミートソースのようなパスタを食べる際、ソースをかき回して混ぜることは避けて下さい。見た目も悪く、周りから幼稚な食べ方と思われてしまいます。そのため食べる時は、パスタとソースを食べる分だけからめながら食べると良いです。口にソースがついた場合は、上記で説明したようにナプキンを使って拭いて下さい。

-スプーンでスープを飲む時のマナー

まず、スープは飲むのではなく、食べるものという意識をもちましょう。したがって、音を立ててスープを飲むことはマナー違反ですから注意して下さい。スープを飲む際は、スプーンを手前から奥へ移動させてすくいます。カップスープであれば、カップを手に持って飲んでも構いません。しかしスプーンが付属している場合は、必ずスプーンを使って飲みます。

なお、スープの残りが少ない場合、左手で皿、カップの手前を持ち上げ、奥に寄ったスープをスプーンですくって飲みます。少量になったスープを全て飲みきることは困難なため、無理して飲もうとする必要はありません。飲み終わったらスプーンはお皿の奥に置きます。

-パンを食べる時のマナー

パンはそのまま食べるのではなく、一口サイズにちぎって食べます。オリーブオイルやバターが付属している時は、食べる都度ぬってから食べることがマナーです。なお、パスタソースをパンにぬって食べる事は、「料理が美味しい」という意思表示となり、問題ありません。ただし、パーティーの場では悪い印象を与えてしまうこともあるので、避けたほうが無難です。

-ピザを食べる時のマナー

ピザは一切れずつ自分のお皿に置いてから食べます。落ちそうなチーズは、フォークですくってピザに戻し、お皿に残ったチーズや具は後で食べても問題ありません。

-まとめ

こうして見てみると、ほとんどフレンチと共通していることが分かりますね。裏を返せば、正式なマナーに則っとれば、フレンチを食べる時と同じくらい気をつける必要があるということです。カジュアルな会やお店では気を使いすぎる必要はありませんが、格式の高いお店でイタリアンを楽しむ機会もきっとあるはずです。しっかり頭に入れておけばきっと役に立つので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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パスタの麺の種類と特徴

私達が普段から口にすることも多いパスタ。実は650以上もの種類があるということをご存知でしたか?形状や特徴によって驚くほど細分化されるんです。当然全てを把握するのは難しいですが、大まかにでもその特徴を知れば、食べ慣れたパスタも違った魅力が見えてくるかもしれません。

この記事では大きく「ロングパスタ」と「ショートパスタ」に分け、代表的なパスタの種類とメニューを紹介していきます。イタリアンが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。

-パスタ麺の種類は大きく2つに分類される

パスタ麺の種類は650種類以上ありまた、それぞれに特徴や調理法も異なりますが、形状で分類すると、ロングパスタとショートパスタの2種類にわけられます。

・ロングパスタとは

一般的にロングパスタは、25cmほどある麺状のパスタを指します。麺文化が根付く日本においては、このロングパスタが最も親しまれています。ゆで方や品質によって全く異なる食感を楽しむことができるという特徴を持ちます。

・ショートパスタとは

ショートパスタは短くカットされたパスタであり、種類が非常に多くあります。また、形状も個性的なものが多く、見た目にも楽しことができるでしょう。ソースにからめたり、和えて食べたりと多用な食べ方が可能なパスタです。

-ロングパスタの種類と代表的なメニューや調理法

・スパゲッティ

スパゲッティは、断面が円形であり太さが2mm前後のロングパスタと定義されています。イタリアでも多くの人に食べられている、代表的なロングパスタです。日本においても非常にポピュラーで、「パスタ=スパゲッティ」と認識している方も少なくないかもしれません。また、濃いめのソースとの相性が良いことが特徴でもあります。

・スパゲッティの代表的なメニューや調理法

スパゲッティは、さまざまなソースとも相性が良いロングパスタです。特に相性が良いのは、ペスカトーレやアラビアータといったトマトソース系や、カルボナーラのようなクリーム系パスタで使われています。日本ではナポリタンで使われていることが多いです。

・スパゲッティーニ

スパゲッティよりも経が細く、こちらも日本でよく食べられている代表的なロングパスタであす。アルデンテを感じやすいことが大きな特徴です。円形の断面の太さは1.6mm~1.7mmであり、スパゲッティと混同されがちです。実は一般的に流通しているのはこのスパゲッティーニですが、そのことは意外と知られていません。

・スパゲッティーニの代表的なメニューや調理法

細めの特徴を活かし、汁気が多いパスタに使われます。主にペペロンチーノやボンゴレビアンコといったオイル系のパスタとの相性が抜群です。

・フェットチーネ

フェットチーネは4mm~7mmの平麺のロングパスタであり、イタリアの中南部でよく食べられています。古代ローマ時代から食べられていて非常に歴史が深く、日本でも非常に人気のあるパスタでもあります。形状が似ていることから「フェットチーネグミ」なんていうお菓子も発売されており、認知度の高さを伺うことができますね。

・フェットチーネの代表的なメニューや調理法

平麺でソースがよく絡むため、濃厚なパスタによく使われています。主にカルボナーラやアルフレッドといった、クリームベースやチーズベースのソースとの相性が非常に良いです。

・フェデリーニ

フェデリーニは、糸や薄いといった意味が語源です。断面が円形で太さは1.4mm~1.5mmのロングパスタで、スパゲッティやスパゲッティーニよりも経が細いことが特徴です。また非常に細いパスタですが、表面がざらついているため、しっかりとソースに絡む特徴も持っています。伸びやすい性質があるため、取扱には注意する必要があります。

・フェデリーニの代表的なメニューや調理法

細めなパスタのため、トマトソース系やスープパスタ、軽めなオイル系のソースで用いられていることが多いです。また、トラパネーゼやジェノベーゼといったペースト系のソースとも相性が良いためよく使われています。

・カッペリーニ

カッペリーニは、多数あるロングパスタの中でも非常に細いことが特徴で、髪の毛が語源とされています。一般的には断面が円形で太さは1.3mm以下のロングパスタと定義されています。

・カッペリーニの代表的なメニューや調理法

カッペリーニは、主に冷製パスタやスープパスタで使われることが多いです。夏は冷製パスタとして、それ以外はスープパスタとして用いられています。一方、細いため取扱が難しく、クリーム系やオイル系のパスタのようなパスタとは、あまり相性がよくないので注意が必要です。

・ラザニア

日本ではラザニアという料理名で親しまれていますが、実は料理ではなくロングパスタの種類なのです。イタリアナポリの名物として有名で、平らな板状の麺が大きな特徴です。もともとは手打ちで作った生パスタでしたが、現在は乾燥させたものが主流となります。

・ラザニアの代表的なメニューや調理法

ミートソースとチーズを幾層にも重ねて焼くラザニアで最も使われています。またミートソースをカレーソースに変えるなど、様々なアレンジで楽しむことが可能です。

・リングイネ

リングイネは楕円形で直径1.9mmほどのロングパスタです。弾力がある食感が大きな特徴で、この食感が日本では多くの人からの支持を集めています。

・リングイネの代表的なメニューや調理法

リングイネの定番メニューといえばジェノベーゼですね。また、クリームソース系のパスタ、魚介系パスタとも相性が抜群なため、それらに用いられていることも多いです。

-ショートパスタの種類と代表的なメニューや調理法

・マカロニ

イタリアではマッケローニと呼ばれており、日本でも広く知られるショートパスタの一つです。管状またはその他の形状で太さは2.5mm以上、と定義される幅も広くなっています。

・マカロニの代表的なメニューや調理法

マカロニグラタンやマカロニサラダとして用いられることが多いですが、トマトソースやクリーム系ソースと合わせても美味しく食べることが可能です。

・ペンネ

ペンネは、ショートパスタの中でもマカロニと並んで日本に馴染みの深いショートパスタです。円筒状のパスタをペン先の形状のようにカットしており、イタリア語でペンや羽根といった意味を持つ語源からペンネと呼ばれています。

・ペンネの代表的なメニューや調理法

ペンネ・アラビアータが王道としてあげられます。ソースが円筒の中に入り込みやすいため、ソースの絡みは抜群です。またバジルソースやクリームソース、グラタンとも相性がよいショートパスタです。

・ラビオリ

イタリア語でかぶの意味を持つ、約3cmの四角形の形状が特徴のショートパスタです。上下2枚の生地が合わさっており、中に詰め物をして食べるのが一般的です。

・ラビオリの代表的なメニューや調理法

生地の中に肉を詰め、トマトソースや野菜スープを和えて使われることが多いです。またクリームソース系とも相性がよいため、詰め物とソースを変えることでさまざまなアレンジが可能です。

・フジッリ

フジッッリは、螺旋状の形が特徴的なショートパスタです。別名でスピラーレとも呼ばれ、イタリア語で螺旋階段という意味を持っています。日本ではカールマカロニと呼ばれています。

・フジッリの代表的なメニューや調理法

螺旋の形により、ドレッシングやマヨネーズが絡みやすいため、サラダとして用いられていることが多いです。またオイル系やスープパスタとも相性が良いですが、食感が悪くなりやすいので茹ですぎには注意が必要です。

・ニョッキ

ニョッキは、小麦粉とじゃがいもを使って作られている団子状のショートパスタです。語源はこぶや指の節目など諸説あり、数あるショートパスタの中でも歴史が長いことが特徴です。イタリアでは一般的な家庭料理として親しまれ、じゃがいもの代わりにほうれん草や他のイモ類を練り込むなど、幅広いバリエーションがあるショートパスタです。

・ニョッキの代表的なメニューや調理法

トマトソースやペースト系のソースによく使われています。フジッリ同様、茹でる時間に気をつけないと食感が悪くなってしまうので注意が必要とされます。

・ルオーテ

車輪の形が非常に特徴的なショートパスタであり、イタリア語での語源もそのまま車輪です。ショートパスタですが、メインとしてではなく、脇役的な存在として認識されていることも特徴です。

・ルオーテの代表的なメニューや調理法

脇役としてサラダやスープの具として用いられていることが多いですが、トマトソースを使ったミネストローネとも相性がよく、スープに馴染んでくれるでしょう。

-まとめ

比較的有名なものを中心に様々なパスタをご紹介しましたが、これでもまだまだほんの一部に過ぎません。主食の種類だけで650種類以上もあるのですから、イタリアの食文化の豊かさが伺えますね。これからパスタを食べる際には、パスタそのものの種類にも注目してみてください。きっとより一層楽しく味わうことができるはずです。

イタリアンのコースの構成と代表的なメニュー

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イタリアンのコースは9つの構成から成ります。料理を最大限楽しむため、それぞれが役目を持っています。実際には省略されたり、まとめられたりすることが多いのですが、今回は9つ全て詳しく解説していきます。イメージしやすいようそれぞれのメニューの例も紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

-イタリアンのフルコースの構成

イタリアンのフルコースは以下の9つから構成されます。

・アペリティーボ

・ストゥッツィーノ

・アンティパスト

・プリモ・ピアット

・セコンド・ピアット

・コントルノ

・フォルマッジィ

・ドルチェ

・ディジェスティーヴォ

冒頭でも書いた通り、実際にイタリアンレストランで食べる場合には、いくつかは省略されることは少なくありません。むしろ、9つ全てが提供されるレストランの方が珍しいのではないでしょうか。

それぞれの料理は、テーブルに揃うことはなく、上記の順番から運ばれてきます。こちらから指示をしない限り、原則として食べ終わるまで次の料理は運ばれてきません。

-アペリティーボ

・アペリティーボとは

アペリティーボとは、食前酒を指します。食事前に胃を刺激することで、次に運ばれてくるストゥッツィーノの消化を良くすることが目的とされています。アペリティーボに関しては注文する決まりはありませんが、アルコールを飲める方や、フルコースを経験したい方はぜひ頼んでみてください。

・アペリティーボのメニュー

先述したとおりアペリティーボは、軽く胃を刺激することを目的です。日本では胃を傷めるからと、空腹時にお酒を飲むのは避けられる傾向がありますが、欧米では食前酒は一般的に嗜まれるものです。

飲まれているのは主に、シャンパンや発泡性ワインといったスパークリングワインや、柑橘系の果汁で割ったベリーニ・ミモザといった、口当たりの軽いカクテルです。

-ストゥッツィーノ

・ストゥッツィーノとは

ストゥッツィーノは、食前酒に合わせるおつまみです。日本では出て来ない場合もありますが、本格的なレストランなら、アペリティーボを注文する時にストゥッツィーノが無いか訪ねてみてもいいかもしれませんね。

・ストゥッツィーノのメニュー

ストゥッツィーノのメニューとして、バゲットにオリーブオイルを塗って焼いたブルスケッタや、グリッシーニという細長いパンなどがあげられます。

-アンティパスト

・アンティパストとは

アンティパストとは前菜のことで、料理の前という意味があります。イタリアンではメイン料理を中心に考えるので、メインが出るまでの腹ごなしとしてアンティパストを楽しむという習慣があるのです。あくまで前菜ですので、メニューはいたってシンプルなものが多いのです。

・アンティパストのメニュー

先述したとおりアンティパストは、メイン料理が出てくるまでの腹ごしらえです。そのためメニューはサラダや生ハムメロン、カルパッチョといった、切って盛るだけだったり、作りおきできたりといった簡単なものが中心になります。

またアンティパストには、冷たい前菜と温かい前菜の2種類あり、冷たい前菜→温かい前菜と移ります。温かい前菜にはメレンゲを混ぜた衣で揚げたフリッターなどが一般的です。

-プリモ・ピアット

・プリモ・ピアットとは

プリモ・ピアットは第一のお皿を意味します。アンティパストも料理に違いありませんが、あくまで腹ごしらえが目的です。つまりアンティパストで軽く空腹を満たし、プリモ・ピアットから本当の食事が始まる、というわけです。

・プリモ・ピアットのメニュー

プリモ・ピアットは、ペンネやニョッキなどのパスタやリゾットなどの炭水化物や、ミネストローネなどのスープ料理が基本です。また上記の複数が提供される場合もありますが、たいていはスープ→パスタ、もしくはパスタ→リゾットの順番にて出されます。たとえばカルボナーラなど、クリーム系の重いパスタの前には、さっぱりした口当たりのリゾットが提供される、といった具合です。軽い順番から提供されると覚えておくと良いでしょう。

-セコンド・ピアット

・セコンド・ピアットとは

プリモ・ピアットが第一のお皿であるのに対し、セコンド・ピアットは第二のお皿を意味します。英語のセカンドと発音も近いので、想像できた方も多いかもしれませんね。セコンド・ピアットは、コースにおけるメインディッシュに位置づけられています。なお日本では、セコンド・ピアットの量を減らすかわりに、皿数を増やすお店が多い傾向があります。

・セコンド・ピアットのメニュー

セコンド・ピアットはお肉もしくはお魚の料理が基本になります。お肉であれば子牛や子羊、お魚の場合は、メカジキや鯛のグリル、アクアパッツァなどが提供されます。セコンド・ピアットもプリモ・ピアットと同じく、両方を提供されることもあり、やはり軽い順にお魚料理→お肉料理の順番で出されます。その際お口直しとして、シャーベットを提供されることもあります。

-コントルノ

・コントルノとは

コントルノは野菜料理がメインであり、副菜に位置づけられます。日本では、セコンド・ピアットと一緒に盛られて提供されるケースが多いです。

・コントルノのメニュー

コントルノのメニューは主に、ほうれん草やアスパラ、にんじんのソテー・じゃがいも料理・ルッコラをメインにしたサラダなどがあげられます。

-フォルマッジィ

・フォルマッジィとは

フォルマッジィはチーズの事であり、次のドルチェを食べる前の、消化剤の役目を持っています。

・フォルマッジィのメニュー

主な種類はリコッタチーズ・パルメザンチーズ・モッツアレラチーズ等です。コントルノを食べた後、自分でチーズを選んで食べることが一般的です。

-ドルチェ

・ドルチェとは

ご存知の方も多いかと思いますが、ドルチェはデザートのことです。メイン料理を食べ終わった後に注文します。なお満腹状態であれば、代わりに食後酒を注文することも可能です。またドルチェにあわせてコーヒー(主にエスプレッソ)を飲むことが多いです。

・ドルチェのメニュー

ドルチェのメニューは主に、タルトやティラミスなどの菓子類、フルーツの盛り合わせやマチェドニア・シャーベットといった、総じて甘みの強いものが多いことが特徴です。

-ディジェスティーヴォ

・ディジェスティーヴォとは

食後酒のことです。アルコール度数の高いもの飲んで、食べたものを消化することを促してくれます。なおあくまで消化を補佐する目的ですので、飲み過ぎは控えましょう。日本ではあまり認知度は高くないですが、興味のある方はぜひディジェスティーヴォまで楽しんでみてください。

・ディジェスティーヴォのメニュー

ワインを作ったあとに残るぶどうを絞って蒸留するグラッパ、レモンを使用したリキュールのレモンチェッロなどがあげられます。ドルチェが重いと感じた場合、代わりを兼ねてアンズを使ったアマレットが飲まれることもあります。

-まとめ

イタリアンのコースにおける構成は、料理を楽しむためにそれぞれ導線の役目を果たしています。実際には省略されるものも多いものも、本来不要なものはありません。ご興味のある方は、9つ全てが揃ったイタリアンのフルコースを、ぜひ体験してみてください。

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イタリアンワインの特徴とおすすめ銘柄

ワインといえばフランスというイメージをお持ちの方は少なくないかもしれません。しかし、実はワイン生産量世界一の国はイタリアなんです。様々な品種のぶどうが栽培されているイタリアのワインは非常に多彩な魅力を持ち、日本での人気も年々高まっています。

そんなイタリアンワインの特徴やおすすめの銘柄を紹介しますので、ワイン好きの方はぜひチェックしてみてください。

・イタリアワインの歴史は長い

イタリアワイン造りの歴史は、ワインで有名なフランスよりも長いのです。紀元前12世紀頃に南イタリア・シシリアではすでにワイン用のぶどうが栽培されていました。そして紀元前8世紀には、ワイン造りが一般的なものとなっています。古代ギリシャ人が、イタリア半島を、「ワインの大地」と呼んでいたことからも、イタリアにおけるワイン造りの歴史の長さをうかがい知ることができます。

-イタリアワインの特徴

イタリアワインの特徴は、さまざまなぶどう品種を活かした多様性です。イタリアに存在するぶどうの品種はなんと2,000種類を超えるとされ、政府が公式に認定している品種でも400種類にもおよびます。

ここまで多様性がある理由は、1861年にイタリアが統一されるまで、イタリアにある20州すべてがそれぞれ多種のぶどうを育成していたためです。州ごとに独自の文化が築かれたことも要因となり、現在のような多様性が生まれることとなりました。

また、イタリアンワインはヨーロッパ諸国の中で群を抜いてコストパフォーマンスが高いのも特徴の一つです。もちろん高品質で高級なワインも多数ありますが、手軽に飲めるワインが多く、身近なものとして楽しむのにはうってつけと言えるでしょう。

-イタリアンワインのおすすめ銘柄

・バローロ

バローロは、ピエモンテ州バローロ村で栽培されているネッビオーロ種から造られるワインです。「ワインに歴史や伝統があり、自然と文化をともないかつ、評価が高い」という基準をクリアした銘柄のみに認められるDOCG規格においてもワインの王様と呼ばれ、最上級の評価を受けています。長期熟成すると、深いしぶみをともなった重厚な味わいに仕上がるのが特徴です。

濃いルビー色をしており、重厚さの中にも柔らかさが際立つその飲み口は、肉料理との相性が抜群です。高いアルコール度数も相まって、ワインの王様に恥じない風格を感じることができます。

価格は安いもので3,000円ほどですが、ワインの当たり年に造られたものは、数万円になることもあります。また、バローロは、生産者によって味が異なることもあるので、自分好みの味を見つける楽しみもある銘柄といえます。

・バルバレスコ

バルバレスコはピエモンテ州クーネオ県で生産されているDOCG認定ワインであり、バローロの弟分と呼ばれ、バローロに並んで非常に人気のあるワインです。

バルバレスコの生産規模は小さいですが、繊細さ・優雅さが際立つ味わいにより、多くのイタリアワインファンを魅了しています。主に煮込み料理やロースト、ジビエなどと非常に相性が良いとされ、飲む2時間前に栓を抜いておくことで、ちょうどよい飲み頃になります。

・アスティスプマンテ

アスティスプマンテは、イタリアのアスティやアレッサンドリア、クーネオで生産されているワインで、こちらもDOCG認定ワインです。透明感のある麦わら色で、きめ細やかな泡とやさしい甘みが特徴です。その特徴から、アルコールが苦手な方でも飲みやすいとされ、日本では特に女性から多くの人気を集めているスパークリングワインとなっています。

アスティスプマンテは主に、食事の合間や食前に飲むことに向いているワインです。甘みがあるので、生ハムとの相性は抜群でありまた、ベリー系を使ったケーキ、チーズケーキともよく合います。

・ブルネロ・ディ・モンタルチーノ

ブルネロ・ディ・モンタルチーノは、イタリアのトスカーナ州で造られているワインで、バローロ、バルバレスコに並ぶイタリア三大銘酒として有名なワインです。イタリアワインの女王と呼ばれ、DOCGに初めて認定されたワインとして世界的に認知されました。

ブルネロ・ディ・モンタルチーノと呼ばれるためには、サンジョベーゼの変異種であるブルネッロ種のぶどうを100%使用しなくてはなりません。また最低でも4年間の熟成期間を必要とされるなど、厳しい条件下で生産されているのです。

ブルネロ・ディ・モンタルチーノは、ガーネット色で、繊細なベリーの香りが特徴です。赤身の肉やジビエとの相性はもちろん、熟成されたチーズと楽しむのもおすすめです。

・キャンティ・クラシコ

キャンティ・クラシコは、イタリア最大のDOCGワインの産地であるトスカーナ州キャンティで造られているDOCG認定ワインです。7つあるキャンティワインの中で最も品質が高いとされ、世界中で愛飲されています。

ぶどう種は、サンジョベーゼ種を主として使用して造られています。キャンティ・クラシコは、最低80%はサンジョベーゼを使うことが定められており、残りはカナイオーロ種やトレッビアーノ種となっています。

上記のぶどう種から造られたキャンティ・クラシコの風味は、芳醇な果実の香りと渋み、酸味を感じられる、やや辛口の赤ワインです。赤ワインのため、肉料理との相性が非常に良いです。またキャンティ・クラシコの特徴でもある酸味は、トマトの酸味とも合うため、トマトを使った煮込み料理を美味しく食べることが出来るでしょう。

・ガヴィ

ガヴィはピエモンテ州で造られており、赤ワインの生産量が6割にもおよぶピエモンテ州では珍しい白ワインです。ぶどう種は古くから栽培されている白ぶどうのコルテーゼが使われており、カヴィを名乗るためには、このコルテーゼを100%使って造らなければならないと定められています。

ガヴィは柑橘系の香りを感じられ、繊細な酸味とすっきりとした後味があります。辛口の白ワインのため、魚料理との相性は最高でです。また、ジェノベーゼや海鮮系のパスタにもよく合います。

・フランチャコルタ

フランチャコルタは、イタリアのロンバルディア州にあるフランチャコルタでつくられているDOCG認定のスパークリングワインです。使われているぶどう種はピノ・ビアンコやシャルドネ、ピノ・ネロであり、ピノ・ビアンコを使ってよいのは、50%までと規定があります。

シャンパンに匹敵する品質ですが、フランチャコルタの9割はイタリア国内で消費されてしまうため、世界ではそれほど知られていません。しかし、日本はフランチャコルタの輸入量が世界一なので、ご存知の方は多いかもしれませんね。高品質なスパークリングワインとして、日本人にとても愛されています。

柑橘系とナッツ類の香りを持ち、控えめな酸味と滑らかな味わいのワインです。どんな料理とも相性がよく、前菜からデザートまで幅広く合わせることが可能です。

-まとめ

イタリアは風土による多様性が非常に豊かな国で、それはそのままイタリアンワインにも反映されています。イタリアンワインについて詳しく知るほど、その多彩な個性に魅了されること間違いありません。これまであまり馴染みが無かったという方は、ぜひイタリアンワインの世界に一歩足を踏み入れてみてください。

【女子会の幹事必見】お店の選び方マニュアル

女子会の幹事を任された時に、一番迷うのがお店選びではないでしょうか。どんなジャンルのお店が良いか、予算の相場はどのくらいか、どんな点に気をつければ良いかなどなど。中々これだ!というお店を選ぶのは難しいものですよね。

そこで、ここを押さえておけば間違いないというポイントを解説したいと思います!感じの方は、ぜひ参考にしてみてください。

-女子会参加者の生活スタイルを考慮すべき

女性は男性よりも生活スタイルが多用です。学生か社会人か。独身か既婚か。同じ既婚でも、キャリアウーマンか専業主婦か。同じ専業主婦でも子どもは手がかかる年齢かそうでないか。このような参加者一人ひとりのライフスタイルをしっかりと考えながらお店選びをするようにしましょう!

・時間

メンバー全員が学生や独身であれば、比較的時間の都合がつきやすいのでそれほど気にする必要はありません。しかし独身であっても常に夜遅くまで働いているキャリアウーマンやシングルマザー、既婚のキャリアウーマン、ましてや既婚で子どもがいるとなると、そうはいきません。

また女子会は女性同士ならではの本音トークが醍醐味の一つ。話が盛り上がることで時間が経つことを忘れてしまいがちです。しかし盛り上がっていても夜が遅くなると、次の日を気にしているメンバーもいます。皆が楽しんでいる中で帰るとは言いづらいものですし、幹事のあなたもお開きにすると言い出すことに、抵抗を感じてしまうでしょう。

以上の事からお店を選ぶ際は、時間制限があるコースを選ぶことをおすすめします。時間制限があることで、店員さんからラストオーダーコールがかかりますし、女子会終了に区切りをつけることが可能になるからです。

ここで忘れてはならないのが開始時間です。先述したように、メンバーの生活スタイルはそれぞれ異なり、次の日は仕事というケースもあることでしょう。その場合、早めに終わることで都合がいいと考えるメンバーもいるのです。忙しいメンバーがいる場合には、18時頃をスタートにするべきです。そうすることで翌日に負担がかからず、女子会参加率も確保することが可能になります。

・料金

上記のように生活スタイルが異なる場合、金銭感覚も異なります。特に既婚女性は使える金額も限られてしまい、参加をためらうケースもあります。しかし一方で独身女性であれば、予算はそれほど気にしない傾向があるでしょう。

ここで万人に受ける選択肢として考えられるのが、「料金が許容範囲内で」「料理や飲み物が充実していて」「雰囲気がオシャレ」なお店です。したがって幹事のあなたがすべきことは、上記の条件を満たす情報収集です。あまり気負わず、情報収集を楽しむ感覚で、そういったお店を探してみましょう。

料金の1つの目安として、上限5,000円ほどで考えておくと良いでしょう。もちろん、何かを祝う集まりだったり、贅沢をするのがコンセプトの場合にはラグジュアリーな女子会コースがあるレストランなどで、特別な一時を過ごすのもおすすめです。

・お店の雰囲気

お店選びの際には、主菜だけでなくデザートやスイーツ、ドリンク類まで充実していると喜ばれやすいですね。最近ではカジュアルな女子会ならアジアンも人気ですが、オシャレさにこだわるなら、やはりイタリアンやフレンチは外せないでしょう。また、有名チェーン店よりも個人経営などのお店の方が好まれる傾向にあります。

加えて女子会ならではの忘れてはならないポイントが、靴を脱がずに利用できるお店を選ぶことです。オシャレを楽しむのも女子会の楽しみの一つ。ブーツを履く方も多いので、脱ぎ履きが面倒だったり、どうしても臭いが気になってしまうこともあります。必ず椅子の席を利用できるよう、お店選びをしましょう。トイレが綺麗だと、さらに高ポイントですよ。

-メンバーの好みを把握しましょう

・料理の好み

女子会の参加者数の数ほど、好き嫌いの数も増えます。お肉が好きだけど野菜が嫌いという女性もいれば、その逆もしかり。そのためジャンルの専門店を選んでしまうと、苦手な女性は参加したくないと感じてしまいます。しかし他の参加者が乗り気になっている場合、そのことを言えない女性が多いのです。また、好きだけどアレルギーによって食べることができないというケースもあります。

そういったミスマッチを防ぐために、幹事のあなたがすることは、あらかじめ参加者全員の好み・アレルギーの有無を聞いておくことと、さまざまなジャンルを選べるお店を選ぶことです。なお好みを聞く際は、他の参加者がいる時ではなく、メールやSNSで個人的に聞くといった配慮をしましょう。

・お酒が飲めるかどうか

お酒を飲めるか・飲めないかによってお店選びが違ってきますし、お会計も気にしなければなりません。しかし昨今では、女子会コースといった便利なコースが用意されているお店が多いため、それを利用することも検討しましょう。

お店によって多少異なりますが、女子会コースというだけあって、デザートやドリンクが充実している場合が多いです。ソフトドリンクでも、まるでカクテルの様に華やかなメニューが用意されていることも珍しくないので、お酒が飲めない方でも楽しむことができます。

もしコースを利用しない場合、お会計に関しては、前もって幹事のあなたがしっかり決めましょう。お酒を飲む人と飲まない人と伝票を別にしてしまう・飲み放題にしてしまうなど、参加者が楽しく過ごせるために気を回して下さい。

・たばこ

喫煙者と非喫煙者がいる場合、幹事は双方を考慮しなくてはなりません。どちらを優先するかというのは難しい問題ですが、最も良い落とし所として、喫煙スペースが用意されたお店の禁煙席などはどうでしょうか。

-出来る限り女子会コースがある・個室があるお店を選ぶ

女子は雰囲気を非常に重視します。気兼ねなくおしゃべりを楽しめることを重視しているともいえますね。しかし客層を気にせずにお店を選んでいざ女子会を始めたら、周りは中年客や年老いた客ばかり・・・。

残念ながら女子だけだと浮いて見えますし、メンバーは居心地が悪くなってしまうでしょう。その場合、女子会は失敗したといっても過言ではありません。そういった自体を避けるため、女子会コースがあるお店を選びましょう。

また、女子だけで集まると、本音トークが始まり、盛り上がります。したがって、多少騒いでも周りから浮かずまた、迷惑にならぬよう、個室を選んで下さい。

-まとめ

女子会においてお店選びは最も重要といっても過言ではありません。参加者がみんなで楽しい時間を過ごせるよう、ぜひ今回紹介したポイントを参考にしながら、素敵なお店を選んでみてください。